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島根県遺跡データベース

ヘルプ - 遺跡種別の解説

散布地(さんぷち)
遺構(いこう)などがなく、土器片、石器片などの遺物が散らばって落ちている状態の遺跡です。将来、発掘調査をすれば集落跡が見つかる可能性もあります。

集落跡(しゅうらくあと)
かつて、人々が暮らしていた村があった遺跡です。遺跡からは、一般に、竪穴住居跡、掘立柱建物跡、溝、土坑などが見つかります。

貝塚(かいづか)
昔の人々が捨てた貝殻などが、積もってできた遺跡です。貝殻に交じって、土器、石器、動物・魚などの骨も出土します。当時の食生活などを知るうえで貴重です。
 上長浜貝塚(写真提供:出雲市教育委員会)

官衛跡(かんがあと)
奈良時代や平安時代にあった役所跡です。出雲国庁(出雲国の役所)、郡衙(郡の役所)などがあります。
 出雲国府跡

城館跡(じょうかんあと)
中世などにつくられた城や館(やかた)の跡です。

社寺跡(しゃじあと)
神社跡、お寺跡などの遺跡です。
 出雲国分寺跡

古墳(こふん)
土や石を盛り上げるなどして墳丘を築き、人をほうむったお墓です。このデータベースでは、「古墳時代」につくられたものを古墳としています。
 大庭鶏塚古墳

横穴墓(よこあなぼ)
丘陵の斜面に横穴を掘って、お墓にしたものです。島根県内では、古墳時代後期~終末期、およそ、6世紀~7世紀にたくさんつくられました。
 安部谷横穴群

その他の墓
古墳や横穴墓以外のお墓です。弥生時代の四隅突出型墳丘墓(よすみとっしゅつがたふんきゅうぼ)や奈良時代以降のお墓なども、ここに含めています。

生産遺跡(せいさんいせき)
玉作跡(たまさくあと)、製鉄跡(せいてつあと)、窯跡(かまあと)など、玉・鉄・須恵器・陶磁器などの品物を生産していた遺跡です。

その他
上に当てはまらない、その他の遺跡です。たとえば、祭祀(さいし)の跡や道の跡などです。