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島根県遺跡データベース

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調査名 一般県道多伎江南出雲線地域活力基盤創造交付金(交通安全)工事に伴う 下古志遺跡 埋蔵文化財発掘調査
調査開始 2010,5,21 調査終了 2011,1,21
調査機関 島根県教育委員会
調査種別 発掘調査 
調査面積 3600平方m
備考 下古志遺跡は神戸川左岸の自然堤防上に位置する。弥生時代中期から古墳時代前期の溝、土坑、掘立柱建物、奈良・平安の土坑、鎌倉・室町・戦国時代の掘立柱建物や井戸、土坑、墓などを確認した。弥生時代後期の掘立柱建物には布掘建物がある。室町時代の土坑からは古銭がまとまって出土した。弥生時代後期から古墳時代前期の溝には幅が約6mあるものがあるほか、既存の調査成果から、下古志遺跡の弥生時代後期における居住域の範囲は200~300mの範囲であることを想定した。